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神饌と直会

「たべもの」は本来、「賜べ物たべもの」と書きます。
文字どおり、日本人は食物を「神々からの賜りもの」と捉えたのです。
神社では毎朝、感謝と祈りをこめて神々に食べ物や飲み物をお供えしています。
そのお供え物のことを「神饌しんせん」といいます。
日々の神饌は米・酒・塩・水が中心ですが、例大祭など特別なおまつりにはこれに加えて魚・野菜・海菜・果物・菓子など、いずれも新鮮で旬なものを用意して美しく盛りつけます。
おまつりの後に、お供え物を下げて皆でいただくことを「直会なおらい」と呼びます。神々が召し上がったお食事やお酒をいただくことにより、人々も神さまのお力をいただくことができると考えられてきました。
むすびcaféのお料理やお菓子は、材料を神前にお供えしてから作りはじめます。
「結びの神さま」のお力が、皆様にも届きますように。

川越氷川神社の「結び」

「将来結婚するふたりは、生まれたときから小指と小指が赤い糸で結ばれている」
日本には、こんな美しい言い伝えがあります。
川越氷川神社では、目に見えない「運命の赤い糸」を、目に見える「結び」のかたちにかえて、お分かちしています。

縁結び玉

川越氷川神社には、「境内の玉砂利を持ち帰り大切にすると良縁に恵まれる」という古い言い伝えがあります。
「縁結び玉」は、身を清めた巫女が毎朝、本殿前の玉砂利を一つひとつ拾い集め、麻の網に包んで頒布しています。
いつの日か、「生涯をともに歩んでいこう」と思えるお相手にめぐり会えたとき、おふたりでお参りのうえ、お戻しください。
代わりに「結い紐のもと」をお渡しします。

結い紐のもと

「結い紐のもと」は、結婚を控えたおふたりに神社よりおわかちしているお守りです。
「結婚の日まで、おふたりをつなぐ赤い糸を大切に育んでいただきたい」という想いをこめ、巫女が編みあげます。
結婚式前にあらためて神社でお預かりし、この「結い紐のもと」からおふたりのための「結い紐」をお作りしています。

結い紐

「結い紐の儀」は川越氷川神社で生まれた、独自の儀式です。
巫女が赤い水引で編み上げた「結い紐」を、お互いの左手小指に結びあっていただきます。
目には見えない「運命の赤い糸」を確かめ合う、一生に一度の儀式です。

赤ちゃん結い紐

川越氷川神社で結ばれたおふたりが、赤ちゃんを授かったとき。
初宮参りの日にはもういちど「結い紐」を結びあってお越しいただくと、ちいさな「赤ちゃん結い紐」をお分かちします。
これからさまざまな人との縁に恵まれて幸せに育つように、ご両親が赤ちゃんのちいさな小指に結びます。